自己肯定感

高学歴女子は自己肯定感が低い?その理由とは

 

高学歴女子と聞いて、あなたはどんなイメージが浮かびますか?

キャリアウーマン?仕事バリバリ?気が強そう?自信ありそう?

いろいろな方のお話を聞いてきた私としては、
高学歴女子は自己肯定感が低いのでは・・・?
と感じています。

高学歴なのになぜ自己肯定感が低くなってしまうのか、
私が感じた理由をお伝えします。

あなたの自己肯定感は? 自己肯定感とは、自己を肯定的に見る感情。 ありのままの自分が素晴らしいと思えていて 自分を尊重し、自分に価値を感じている状態とい...

 

マキ
マキ
ところで、高学歴ってどういう人?

高学歴ってどこから?という疑問もあると思うので
ここでの定義を簡単に書いておきますね。

有名大学出身はもちろん、国立大学出身というあたりまで
高学歴と考えていただければいいのですが
出身大学よりも、「優等生タイプの人」ととらえていただければと思います。

有名大学出身でなくとも、優等生タイプの人は
これからお伝えする「自己肯定感が低い理由」が当てはまる傾向が高いからです。

「人より優れていることがいいこと」と思っている

理由の1つめは、ずっと競争の中で生きてきて、
常に人より優れていることを求められるし、自分でも求めてしまうからです。

その中で、
「人より優れているのがいいことで、劣っているのは悪いこと」
という考え方の土台ができてしまっています。

でも、常に一番になるというのは、難しいことですよね。
上には上がいますから。

そして、頭が良いからこそ、
自分より優れた人がいることも、自分の苦手分野もわかっている。
自分よりすごい人がたくさんいることも知っているのです。

競争では勝つこともあれば、負けることもあります。
勝ったときはいいのですが、負けてしまったときに自信をなくし、
自己肯定感を下げてしまうのです。

努力である程度のことは乗り越えてきた

高学歴であるということは、当然努力できる人たちだと思います。
ある程度のことは、努力で何とかしてきたでしょう。
壁にぶち当たっても、努力で乗り越えてきたという自負もあると思います。

しかし、世の中にはどう努力してもできないこともある。

比較的何でも努力で乗り越えられたからこそ
「できない=自分の努力不足」ととらえてしまい、
達成できなかった自分を否定し、責めてしまうのです。

達成できたときにも、「このぐらいできて当たり前」と思いがち。

結果も大事ですが、「がんばった過程」もそれ以上に認められるといいですよね。

ダメな自分を人にさらけ出せない

高学歴の人たちはある程度のことはできてしまうし、
周りからも「デキる人」と思われているという自覚があるでしょう。

だからこそ、ダメな自分やできない自分を見せられないと思ってしまいます。
できない自分を見られて
「できない人だ」と思われ、自分の評価が下がるのが怖くなってしまうのです。

できない自分のことを自分でも否定してしまい
ダメな自分やできない自分は悪いと無意識に思っていることが多い。

でも、すべてが完璧にできる人なんているでしょうか?
あなたができないことがあるからこそ、他の人も活躍できるのです。

2つのことに気をつけるだけでラクになれる

うわぁ〜わかる〜・・・
私のことだ・・・

そんなふうに感じた方もいるかもしれませんね。

 

マキ
マキ
何を隠そう、過去の私がこんな感じでした・・・

当てはまるなぁと感じた方は、以下のことに気をつけてみてください。

人との比較をやめる

長所も短所もあるのが人間です。
それが合わさって、あなたという人の個性をつくっています。

短所こそがあなたの人間らしい部分であり、味とも言えるのではないでしょうか。

人と比較することであなたの個性が消えてしまったら
それはあなたらしく輝くこともできなくなるのです。

人との比較はほどほどにして、自分が日々がんばっていることに
もっと目を向けてください。

良い悪いのジャッジをやめる

優れているのが良いこと、劣っているのは悪いこと
できるのが良いこと、できないのは悪いこと
努力するのが良いこと、努力しないのは悪いこと

・・・このように、いろいろなことを良い悪いでジャッジしているとしたら
それを手放していきましょう。

良い悪いというのは、状況によっては逆転する場合もあります。
また、良い悪いばかりに縛られてしまうと、
自分の本音をキャッチすることもできなくなってしまいます。

良い悪いでジャッジしてしまいそうになったら
「どちらでも私の存在価値は変わらない」とつぶやいてみてください。
そして、どちらでもいい、どちらを選んでもいいと、自分に許可を出してください。

あなたを心から大切に思う人にとっては、本当にどちらでもいいことなのです。

根っこにあるのは親との関係

自己肯定感が低くなってしまう根っこには、親との関係があります。
あなたが子供のときの親の態度が、密接にかかわっているのです。

成績が良かったら親の機嫌が良くて、成績が悪かったら親が不機嫌になる。

そういうことがたくさんあったならば、
ダメな自分、できない自分は受け入れてもらえないんだ
ダメな自分、できない自分は愛されないんだ
という思い込みが、あなたの意識の中に深く刻まれている可能性があります。

でも本音では、ダメな自分も受け入れてほしいし、どんな自分も愛してほしい。

これは誰もが無意識に願っていることではないでしょうか。

だからこそ、自分自身だけは、どんな自分も大切にしていきませんか?

あなたがどれだけがんばっているか、
本当にわかっているのは、他でもないあなただけかもしれません。

そんな自分を認め、受け入れ、自分で自分を褒めて、
大切に接してあげてください。