自分の内側から溢れ出てくる思考や感情を、抑えてはいませんか?
それをやると、いろいろなことがうまくいかなくなってしまいます!
毎日生きていれば、様々な思考や感情が湧き出てくるでしょう。
中には、穏やかではないものもありますよね。
例えば、
・仕事行きたくないなぁ・・・
・あいつマジでムカつく・・・
・これ(この人)大っ嫌い!
こういう思いが湧き出てきたときに、
「そんなこと人として思っちゃいけないよね」
「そういうこと思っちゃダメ」
と、否定したり、蓋をしたりしたこと、あるのではないでしょうか。
これを、誰か他の人に言われたらどうでしょう。
「そんなこと思っちゃダメでしょ」
「そんなこと思うなんて人として最低」
そんなふうに言われたら、その相手とは距離を置きたくなりますよね。
それなのに、自分に対してはやってしまう。。。
そういうことを続けていると、自分のことが嫌になったり、自分がよくわからない・・・という状態に陥ってしまうことがあるのです。
湧き出てくるものに、いい、悪いはない
思考や感情は、抑えようとしても湧き出てくるもの。
悪いものではないのです。
実は、感じてはダメ、思ってはダメ、と、抑えようとすればするほど、その思いは増幅していきます。そして、「あなたの中にこんな思いがあるよ」と気づかせようと、その思いに気づかざるを得ないような嫌なことが起こってしまいます。
人にぶつけるわけでもなく、ただ自分で思うだけなら、人からあれこれ言われることもありません。まずは「何を思っても、何を感じてもOK」と、自分に許可を出すところから始めてみてください。
何を思っても、何を感じてもいいと自分に対して許可を出すという姿勢は、自分を大切にすることでもあるのです。
本音を抑えると内側が乱れて、それが現実に反映される
本音で思っていることや感じていることを、ないものとして無視していると、自分の内側が乱れていきます。
もうすでに湧き出ているものを「ない」ものにはできないのに、「ない」として扱っていると、自己矛盾が起こってきます。
自己矛盾が大きくなればなるほど、自分のことがよくわからなくなったり、自分の本当の気持ちがわからなくなっていく。そうなってしまうと、自分にとって大事なことも気づけなくなり、自分の内側がさらにぐちゃぐちゃな状態になっていくのです。
自分の内側が外側の世界に反映されるので、その内側の状態はやがて、現実にも反映されていきます。わけがわからないことが起こったり、なぜかうまくいかないと感じることが増えていくのです。そして、その現実に対応しているうちに、疲れていき、どうしてこんなにうまくいかないのだろう・・・と自己嫌悪にも陥ってしまいます。
自分の本音を無視するということは、自分を無視しているのと同じなので、なぜか大切にされないという出来事も起こってきます。
本音を受け入れるおすすめの方法
自分を大切にする上でも、うまくいかないことを次々と起こさないためにも、自分の本音を自分で受け容れることが大切です。
おすすめの方法は、自分から湧き出てくる思考や感情を、ただノートに書いていくというもの。
「仕事行きたくないなぁ。でも行かないといけないよなぁ。お金なくなると困るしなぁ。〇〇な仕事ならやってみたいなぁ。ということは、仕事が嫌なんじゃなくて、仕事の内容が嫌なんだな。もしかしたら希望の仕事の求人があるかもしれない。見るだけ見てみようかな。実際どうするかはまた後で考えればいいよね。」
こんな感じで、自分の頭の中の言葉を、ノートに書き出していくのです。
自分が思っていることをそのまま出していいという許可になるので、スッキリします。頭の中でごちゃごちゃやっていたことを、ノートという外の世界に出すことで、脳の整理にもつながります。
ノートに書き出して視覚的に見ることにより、より客観的に捉えられるようにもなります。気づきを得られ、どう対応したらいいかわかることも増えるでしょう。
やっていくと、自分の内側が整ってくるので、なぜかうまくいくようになったと感じることも増えるかもしれません。
ノートとペンだけでこのような効果が得られるなら、やってみる価値はありますよね!
自分の本音を受け容れて、自分を大切にしながら過ごしていきましょう。